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キャリア・教育 #超一流MBA校で戦う日本人

ゴールドマンエリートが、起業家を目指すまで ウォートン流、自分らしいリーダーシップの見つけ方

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「『2004年にCEOを突然解任されたときは、食べ物がのどに通らないほど、ショックを受け、2年ほど立ち直れなかった。プライベートでは2回も離婚して、カウンセリングに通った』って言うんです。もうこんな波瀾万丈な人生はたくさんだ、と冗談を言って、笑いを誘っていましたね」

成功とかおカネは、遅行指標でしかない

ポトラック氏は、自分の経験に裏打ちされた言葉で、大胆な変革を成功させるための手法や心構えについて語った。そして、授業の最後にこう言った。

「卒業後、すべてがうまくいく時期もあるだろう。ただ、どんなに正しいことをやっても、うまくいかないときも必ず来る。私の人生経験から言えるのは、そのような逆境でも、決してあきらめたり、歩みを止めたりしないでほしい。(中略)。

でも、君たちは幸運だ。困ったときは、きっとウォートンで一緒に過ごした友人やコミュニティが助けてくれるはずだから。(中略)。成功とか、おカネとか、地位とか名誉は、遅行指標(Lagging Indicator)であり、先行指標(Leading Indicator)ではない。だからこそ、良いときも悪いときも前に進み続けることが大切なのだ」

成功やおカネや地位など、結果は、後からついてくるもの。浅原さんは、「ウォートンでMBAを取得すれば、好きなことがやれて、何でもうまくいく」という雰囲気の中、ポトラック氏の言葉にはっと目が覚めたという。

「好きな仕事に真摯に取り組んでいても、逆境を迎えるときはあるんですよね。ポトラックさんには、本当は語りたくないようなつらい経験を、後輩に人生の教訓として伝えてくれて、感謝しています。卒業後、うまくいかないときもあるでしょう。そんなとき、この授業を思い出して、前に進んでいこうと思うのです」
 

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