凄すぎる!シンガポールの「メイド大国」事情 産後4カ月で復職するママたちの「秘密」
たとえば、女性の就業率は、日本のアラサー女性が72%なのに対し、シンガポールでは88%。また管理職の女性比率は、日本が11.3%なのに対し、35.3%。男性との賃金差も少ない。
その理由を考えたとき、「4カ月での仕事復帰」が大きなポイントになっていると指摘するママたちは少なくない。
16週間での復職を可能にする6つのキーワード
では、数カ月に満たない子を育てながら、どのように育児と家事と仕事を両立させているのだろうか。実際に短期間で復職をして働いているシンガポール人、シンガポールで働く日本人のママにインタビューを行った。その結果、短期間での復職を可能とする6つのキーワードが見えてきた。
1. 計画出産と無痛分娩が当たり前
シンガポールでは、出産日をあらかじめ決めて、陣痛促進剤を使い出産をする計画出産という選択ができる。また麻酔薬を使うことで陣痛の痛みを和らげながら出産する無痛分娩が主流である。
あるシンガポール人ママは、「出産日が決まっていると、その日から逆算して仕事に取り組むことができる。リスクは理解しているけれど、無痛分娩は、自然分娩よりも身体への負担が少なく産後の母体の回復が早いから迷わず決めた」という。仕事が残っていたので、病院にパソコンを持ち込んだという日本人ママもいた。
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