残念!「相手を疲れさせる話し方」ワースト5 だからあなたは好かれない!
このタイプにとっては離婚も「いい経験をさせてもらった」ことであり、転職をして収入が大幅に下がったことも「別に困ったことではない」ことになってしまいます。
心の中では辛いと思っていることも
ただ、こういう人は心の中では苦しんでいることが多い。本当はつらいのに、あまりにも弱さを言葉にできないのでいつも強がった言い回ししか使えません。
周りは彼と話をする時、彼のプライドを傷つけるようなことは言ってはならないと感じているので、話題や言葉も選ばねばならず、言い方も慎重になるので、疲れることこの上ないのです。
弱さを表現することにためらいを持つビジネスパーソンは多いでしょう。しかし、その人の評価は言葉ではなく、ふだんの振る舞いで決められているのです。ちょっとしたことを知らなくても実は問題ないですし、仕事で苦手な分野があってもまったくかまわないのです。
私のゴルフ仲間が子会社に出向となった時、一緒に飲むことになりました。彼は開口一番、「今度は部長職とは言え子会社だからね。体のいい左遷だよ。かなしいなー、いっぱい飲んじゃおっかなー」と笑いながら言ってくれました。
こんなあけすけな人柄の彼には友人知人も多く、職場内での支持者も多く、仕事の評価も高い。きっと捲土重来を果たす日が来るでしょう。マイナスの感情を素直に表現できる人ほど、真に強く、出世できる人なのです。
先日のこと。ゴルフ場で、私が経験したことをある方に話していました。
「キャディさんがAKBにいてもいいくらい可愛い人だったんですよ。キャディさん、芸能界を目指したらって言ったら、まさかって言われたんです」。
するとその人、「そうですか」って言うやいなや、すぐにそっぽを向いてゴルフクラブを握り、素振りを始めてしまいました。話はまだ続くのですが、彼には話が終わったかのように感じられたのでしょうか…。
その後の話というのが「そのキャディさんに写真を撮ってとお願いしたら、真顔でそれは困りますって言うんですよ。私はシャッターを押してほしかっただけなんだけど」と、キャディさんの勘違いの話が続くはずでしたが、彼には続きの話ができず、寂しい気分にさせられてしまいました。
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