紛糾!PTA役員決めを乗り切る3つの方法 嫌すぎるPTAを変える絶好のチャンス?!

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何でもそうですが、末端にいると言われたことをやるだけですが、中心に近づくと自分で決められることが増え、「やらされ感」が減ります。同時に、いろんな保護者や先生と話をする機会も多くなるので、ただ委員の仕事をやるよりも断然、知り合いが増えるはずです。

引き受けるときの「交渉」で、仕事を減らせる!?

委員長はそれなりに大役ですから、引き受けるにあたっては、「交渉」をすることもできるかもしれません。

活動について何か変えたい点があれば、「こんなふうに変えてよければ、委員長を引き受けられます」というふうに話をすると、引き受けてからそれを言うよりも、話が通りやすいところがあります。

たとえば筆者は昨年度、6年の学級委員の長である学年長をやりました。前年度まで、6年の学年長は「卒対」(記念品の用意等、卒業に関連する様々な準備をする係)のとりまとめを兼任するのが慣例でしたが、両方だと仕事が多いので、「もし分けてもらえたら、どちらかをやります」と言ったところ、ほかの方が卒対のとりまとめを引き受けてくれました。

おかげで学年長の仕事は例年よりかなり減らせたので、毎年先送りになってきた問題点の改善にも着手できました。

自営業の仕事も同じですが、一度引き受けてしまうと、あとから「仕事量が多くて、できません」ということは難しくなります。

ですから、最初の時点で「どこまでならできる」ということを自分でよく見極めて、交渉しておくのがおすすめです。

「だったら、やらなくていいですよ」と言われる可能性もありますが、そのときはただ、辞退すればいいでしょう。PTAは仕事ではないのですから、できないこと、やりたくないことまで無理して引き受ける必要はありません。

もちろん、委員長までやらなくても、委員でも「交渉」はしてみていいでしょう。

B・どうしてもできない、やらない、という場合

もし、「どうしてもできない、あるいはやりたくない」のであれば、断固として引き受けないことも大事だと思います。

いやいやPTAの委員を引き受けた人は、翌年以降なぜか、ほかのいやがる人に委員を押し付ける側にまわりがちです。

それならむしろ、引き受けないほうがよほど良心的でしょう。

引き受けない方法は、2つあります。

ひとつは「会費は払うけれど、労働力は提供しない」という方法。もうひとつは、「会費も労働力も提供しない」、つまり「PTAをやめる」(または最初から入らない)という方法です。

それを具体的にどうPTAに伝えるか。いちばんのおすすめは、その旨を学校や先生に伝え、クラス役員決めの当日は欠席する、という形です。

先生はPTAが任意加入であることをよく認識しているはずなので、あらかじめPTA役員さんと調整してくれる可能性があります。担任の先生でなく、PTAとの調整役である教頭先生や校長先生に伝えておくのもいいかもしれません。

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