【キーマンズ・インタビュー】育児休職からの復職者と上司のペアワーク研修による意識改革--石原敏彦・富士電機 執行役員人事・総務室長に聞く
しかし辞退者も出て、実際に異動したのは国内138名、海外28名だ。この異動は2010年10月から始め、1年半くらいかかった。
「やりたい仕事調査」は2010年に実施したので、当面の実施予定はない。その代わり、 本人希望を活かす別の制度がある。
富士電機には社内公募制度があり、2010年には126名が公募し、82名が公募に合格して異動になっている。82名のうち海外異動を希望したのは37名。「やりたい仕事調査」と公募制度の両方で海外異動したのは65名に上る。
石原敏彦
執行役員 兼 人事・総務室長。1976年神戸大学経営学部商学科卒業後、富士電機製造株式会社(現 富士電機株式会社)入社。事業所総務部長、カンパニー人事部長、事業子会社取締役管理本部長などを経て、2009年富士電機ホールディングス株式会社 エグゼクティブオフィサー兼人事室長。2011年より現職。
(聞き手:HR総合調査研究所(HRプロ)ライター:佃光博=東洋経済HRオンライン)
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