サッカー場8個分!巨大メガソーラーの実力 英国1800世帯の分の発電が可能
ロンドン郊外のクイーンエリザベスⅡ世貯水池に浮かぶ2万3000枚以上のパネルが、近隣の水処理施設への電力供給を開始した。総面積はサッカー場約8個分と、欧州最大のメガソーラー(大規模太陽光発電施設)だ。
建設主体の英ライトソース・リニューアブル・エナジーのニック・ボイル最高経営責任者(CEO)は、水に浮かべることには不利な面もあり解決を要するとしながらも、半面でメリットもあると説明。その1つとして、太陽光パネルの発電効率が「低温になると最適になる」ことを挙げた。
水上発電を水処理に活用
稼働初年の発電量は約580万キロワット時の見込み。家庭向けと仮定すれば1800世帯分だが、生み出された電気はここで行われる水処理業務に充てられる。
英国最大の水供給・処理企業テムズ・ウォーターは2020年までに、消費電力の3分の1を自社で賄うようにする方針。今回の水上発電所建設は、その計画の一部だ。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら