排出取引 環境と発展を守る経済システムとは 天野明弘著

排出取引 環境と発展を守る経済システムとは 天野明弘著

排出取引制度は、「市場経済体制」の下で発生する汚染活動を、効率よく減らすために考案された。基本スキームは次のとおり。規制主体(当局)は規制対象者・温室効果ガスの範囲と、排出源全体が排出できるガス総量を定め、その総量のアラウアンス(排出承認証)を被規制対象主体(対象者)に配分する。その承認証は、対象者間で自由に取引でき、対象者は自らの排出量を当局に報告するとともに、承認証の配分を受けた対象者は、その量に応じた承認証を期末に当局に提出する義務を負う。義務不履行には罰則が適用される。

先進的な排出取引制度のあり方、主要国の取り組みを経済学者の大御所が描き出す。用語集も役立つ。

中公新書/840円

Amazonで見る
楽天で見る

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • コロナ後を生き抜く
  • 就職四季報プラスワン
  • 森口将之の自動車デザイン考
  • ネットで故人の声を聴け
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
半導体狂騒曲<br>黒子から主役へ

情報通信に欠かすことのできない半導体。可能性は広がる一方、巨額のマネーゲームの様相も強まっています。国の命運をも左右し始めている激動の業界。日本と世界で今何が起こり、どこに向かおうとしているのかに迫ります。

東洋経済education×ICT