次々達成する人には「10年分の目標集」がある 「ハーバードMBA医師」は、こうして生まれた

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いつでも確認できるよう、10年目標は手帳に書いていつも持ち歩いている

さらに、設定した目標をいつでもすぐ見ることができるようにしておくのも重要です。自分の設定した目標やタスクを決まった場所に明示しておくことで、すぐに確認することができ、効率性と継続性が生まれます。

私は10年分の目標を手帳に、毎日のやるべき仕事や目標はスマートフォンに保存しています。

たとえ自分が決めた目標であっても、人は日々の仕事や生活の中で忘れてしまったり、曖昧になったりしてしまいます。ですから、目標を視える化し、定位置化することで、いつでも自分のすべきことを確認できるようにしましょう。

周囲からの監視・評価をうまく利用しよう

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目標を組織や家族などに公開・共有することもおすすめです。私はフェイスブックやブログで目標を公言するようにしています。年賀状や年始のメールなどに記載するのもいいでしょう。公開することで目標が可視化され、誰から見ても「彼はこの仕事や目標に向かって邁進している」という環境をつくることができます。

人は周りの人に評価されたいものですから、より頑張ろうとしてモチベーションが上がります。モチベーション研究の権威、フレデリック・ハーズバーグも、周囲からの評価は大きなモチベーションを生み出すと主張しています。

人生の目標をしっかり持つことができれば、ゴールから逆算して今すべきことに集中できるようになります。そして、あなたにとって何が必要で、何がムダなことか、明らかにすることができるでしょう。

まずは、目標を立てて、何のために勉強するのかを明確にしてみましょう。

猪俣 武範 医師、医学博士、眼科専門医、MBA

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いのまた たけのり / Takenori Inomata

1981年5月、千葉県船橋市生まれ、茨城県取手市育ち。2006年順天堂大学医学部医学科卒業。2008年東京大学附属東大病院初期臨床研修医終了。2012年順天堂大学大学院眼科学にて医学博士号ならびに眼科専門医取得。2012年からハーバード大学医学部眼科スケペンス眼研究所へ留学。留学中にはボストン大学経営学部Questrom School of BusinessでMBA取得。2015年11月より順天堂大学医学部附属病院眼科助教として、臨床、研究、教育、経営に携わる。日本の医療従事者の海外留学を支援する一般社団法人JGMS(Japan Global Career Support)を設立し、日本の医療のグローバル化に貢献。趣味は硬式テニス。

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