「ダウン症」で生まれた子どもは不幸ですか? 世界ダウン症の日に考えたいひとつのこと
ダウン症について、どこまで知ってますか?
3月21日は、「世界ダウン症の日」です。これは、2012年に国連が定めた国際デーで、なぜ3月21日かというと、ダウン症は、「21番目の染色体」が「3本」 あることが、主な発症要因のため、この日に設定されました。
通常であれば、2本で1組の染色体が、ダウン症の人は1本多くて「3本」ある。言い換えれば、たったそれだけが、私たちとダウン症の人たちの「違い」なのです。
ダウン症は、決して珍しい障害ではありません。しかし、なんとなく その名称を知っていても、詳しくは知らない人が多いのでは ないでしょうか?
例えば、ダウン症の「ダウン」はアップ・ダウンの「ダウン」ではありません。「ダウン(下の方向という意)」との勘違いから、マイナスなイメージをお持ちの方も多いと思いますが、発見者であるイギリスの医師、ラングトン・H・ダウン氏にちなんでつけられました。
ダウン症の人たちは、釣り目がちでみなよく似た顔つきなのは、顔の中心部の骨がゆっくり発達するのに対し、周囲は、通常の速度で発達するため、皮膚が外側に引っ張られてしまうからです。
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