ダイバーシティって何?(第1回)--ダイバーシティ&インクルージョンとは

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 東洋経済というメディアを通して、ダイバーシティ、もしくはダイバーシティ&インクルージョンへの社会的認知度が上がり、少しでもこの考え方が広まればと思い、賞の審査などでお手伝いさせていただくことにしたのです。

2回目の今年は、応募書類からも、ダイバーシティを「個人と企業とのあるべき関係の基礎」と位置づける記述が多く見られました。また、インクルージョンにも言及されている企業が増えていることは本当にうれしいことです。

さて、ここでクイズです。

右上の立方体の図の中で○はどこにあるように見えますか?

企業でお話をするとき、ダイバーシティの考え方を理解していただくために、このクイズを出します。

当然のことですが、正解は一つではありません。見方を変えれば答えはたくさん出てきます。

企業でダイバーシティが必要になっているのは、同じ考え方、同じ見方の人間だけが意思決定をしていたのでは、環境の激変や多様化する市場に対応できないためです。

より多くの異なる考え方を持った人々が企業の意思決定にかかわれば、自社の商品や、売り方に関して新しいアイデアが生まれてくる可能性もあるのです。

できるだけたくさんの解(ソリューション)を考え、その中で最適なものを選択することが、今、求められているのではないでしょうか?

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