ハリウッドで活躍する“アラサー”日本人たち《ハリウッドフィルムスクール研修記3》


 去る8月1日、ロサンゼルスのダウンタウンにある劇場と、横浜の「ブリリアショートショートシアター」という映画館の2会場をインターネットでつないだインタラクティブな映画イベント「シネリンピック」が開催されました。

イベントを企画したのは、ロサンゼルスの日本人大学生たち。日米それぞれの国で製作されたショートフィルムを上映し、両会場にいる審査員と観客が評価するという、新しいタイプの映画イベントです。

ロサンゼルスの会場には日本人を中心に100人強が集まり、上映終了後には深夜まで交流会が行われました。来場者には映画ファンだけでなく、ここロサンゼルスで映画を勉強している若者が多く集まっていました。

ロサンゼルスは映画産業のメッカ。日本からも俳優・監督をはじめとするたくさんの「業界志望者」が集まってきます。

このシネリンピック以外にも、毎年4月に大掛かりに行われる「ジャパン・フィルム・フェスティバル」(JFF)など、いくつかのイベントを核として緩やかに「日系エンタメ業界コミュニティ」がロサンゼルスにはできあがっています。

そんな中で、このシネリンピックでも大学生たちをサポートし、アニキ的存在として慕われているのが、ハリウッドで活躍し始めている“アラサー”世代(30歳前後)の若者たち。今回はその中から、私が注目している3人を紹介したいと思います。

環境ビジネスから大手スタジオにキャリアチェンジ

シネリンピックやJFFのアドバイザー的存在の三石勇人さん(34)。現在、ロサンゼルスで自らの会社を立ち上げ、20世紀フォックス本社からのマーケティング業務を請け負う傍ら、「ハリウッドで活躍する日本人タレント」の輩出を目指しマネジメント業を営んでいます。

カナダで生まれ育ち、日本の大学を卒業した三石さんは、環境ビジネスを強みとする東京の商社に入社。30歳のときにMBA取得のため、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)のビジネススクールに私費留学します。

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