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上司が「お気楽」なほど、組織は活性化する 優れたリーダーはゆるい管理で部下を伸ばす

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  • 中嶋 哲夫 人事教育コンサルタント、MBO実践支援センター代表

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部下をやる気にさせる「お気楽」上司のあり方とは?(イラスト:ふるはし ひろみ)
現場のスタッフは、尊敬できる上司と働くと、やる気や能力が高まります。しかし、尊敬できず、信頼できない上司のもとでは、持っている力の半分も発揮できません。つまり、尊敬される上司の存在こそが、部下の能力発揮につながり、他社に打ち勝てる職場づくりに繋がるのです。そこで、『正しい目標管理の進め方』の著者で目標管理の達人である中嶋哲夫氏が、部下から尊敬される優れた課長の条件を説明します。

 

前回に続き、某企業の販売課・宇貝課長の話は止まりません。カフェも混んできましたが、宇貝課長には、それも見えないようです。

私の管理は無意味なの(泣)

宇貝の悩み①:PDCAサイクルが回らない

多くの企業に目標管理を導入・運用し、各社の業績を高めた著者が、イラスト、図表を交え、究極の「目標管理」を解説する(無料の出前勉強会はこちらをご覧ください)

宇貝:話が後戻りしますが、ムチを当てて向かうべき方向に走らせる馬車の馭者と、方向づけをしてリズムに乗る御輿の乗り手の例え、面白いですね。ウチの山田部長は御輿に乗ってるんですね。

中嶋:多分、担ぎ手のことを考えながらね。

宇貝:そうすると、課のなかでPDCAサイクルが回らないのは、私がムチをあてるからですかね。

中嶋:そうだろうねぇ。プランはみんなで作っても、チェックを君だけがやっているのではね。計画作りでは御輿に乗って方向づけをするが、チェックではムチを当てている。部下からすれば、その矛盾に戸惑い、どっちが本音かと思うだろうね。

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【「チェック」をすべきなのは誰?】

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