イオン改革が正念場に、大量値下げで赤字拡大


 これまでイオングループの利益柱として成長を続けてきたデベロッパー事業(商業施設の開発や賃貸運営)も、安穏とはしていられない。消費低迷が続けば、今後は商業施設のテナント収入が悪化に転じるおそれがある。また、傘下の米国衣料品専門店タルボットは大赤字で債務超過に転落し、再建の真っ最中。それだけに中核事業であるGMS立て直しは急務だ。

今期からはGMSの新店出店を前年度の半分以下に抑え、既存店テコ入れに本腰を入れる。昨年11月には専門店に倣った衣料品改革に着手しているが、回復は道半ば。「今は我慢のとき」(イオン幹部)とするが、難局を乗り越えられるか。

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(鈴木良英 撮影:梅谷秀司 =週刊東洋経済)

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