中国、南シナ人工島に新たなレーダー設置か

戦略国際問題研究所が衛星写真を分析

 米国のシンクタンクは、最近の衛星写真をもとに、中国が南シナ海の南沙諸島の人工島に高周波レーダーシステムを配備している可能性があると指摘。9日南沙諸島で撮影。提供写真(2016年 ロイター)

[ワシントン 22日 ロイター] - 米国のシンクタンクは22日、最近の衛星写真をもとに、中国が南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島の人工島に高周波レーダーシステムを配備している可能性があり、これによって監視範囲が大幅に広がる可能性がある、と発表した。

ワシントンにある戦略国際問題研究所(CSIS)は、今年1─2月に撮影された衛星写真を分析した結果、クアテロン礁での施設建設がほぼ完了し、人工島の面積が約21万0500平方メートルに拡大したもようだと指摘した。

発表によると、島の北側にレーダー塔とみられる2つの施設、南側の大部分に高さ20メートルほどの多数のポールが確認された。ポールは高周波レーダー設備である可能性があり、それによって南シナ海の南半分の海と空を監視する能力が大幅に高まるという。

CSISは、中国はすでに本土と西沙(パラセル)諸島にあるレーダー施設で南シナ海の北半分を監視下に置いていると指摘した。

中国の外務省、国防省からのコメントは得られていない。

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