選手の「バド連呼」はステマではなかった スーパーボウルで価値3.6億円のコメント
Peyton Manning is def drinking some Budweiser tonight. #SuperBowl #SB50 pic.twitter.com/qKkXY2HquP
— Singleshot ? (@Singleshot25) 2016年2月8日
その後もマニング選手は、演壇上のインタビューでも再度バドワイザーについて言及。「とにかく浴びるようにバドワイザーを飲むよ」と強調した。
これに対しバドワイザーの生産会社がツイート
この思いもかけない言葉に、驚きながらも歓喜したのが、バドワイザーを生産しているビールシェア世界一のアンハイザー・ブッシュ・インベブ社(Anheuser-Busch InBev)。同社マーケティングコミュニケーションのヘッド、リサ・ウィザー氏は、以下のようなツイートを行っている。
Hi Internet. For the record, Budweiser did not pay Peyton Manning to mention Budweiser tonight. We were surprised and delighted that he did.
— Lisa Weser (@LisaWeser) 2016年2月8日
あくまでウィザー氏は、勝利コメントはマニング選手自身の言葉であることを強調し、感謝の念を表明。また、このお礼として同社は、チームのアフターパーティに50ケース(1200本)のビール(もちろんバドワイザー)を贈ったと明かしている。
エイペックス・マーケティング・グループ(Apex MG)の分析によると、マニング氏のそれぞれのコメントによる広告利益は、160万ドル(約1億8000万円)。2回の言及をあわせて、320万ドル(約3.6億円)となるという。
(文:中島未知代)
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