代理店は「ミレニアル引き止め」に悩んでいる マニキュアしながら人事評価も!?
無制限の休暇日数を与えたり、社内旅行やイベントなどだけでは、もはやどうにもならないということらしい。
アメリカの労働戦力の最大数を占めるようになったミレニアル世代。彼らが満足を得られる労働体験とは、それ以上の世代の見解とは大いに異なるようだ。
人事管理方法は様変わりしている
広告代理店オムレット(Omelet)社の共同創業者兼チーフブランドオフィサーのライアン・フェイ氏は、「20年前の若い世代と、現代のミレニアル世代の従業員の人事管理方法は大きく違う」と語る。
「他社と比べて高い給与や、良い保険制度、そして無制限の休暇日数などを充実させることよりも、彼らにとってどんな仕事環境ならハッピーなのか、彼らの望みに沿ったプログラムを作成することに、耳を傾けはじめた」。
いま多くのエージェンシーは、ミレニアル世代を念頭に置いた、人事や総務のプログラムを提供しはじめている。これらのプログラムは、すべての従業員に応用されるが、雇用側が特に望んでいるのは、すぐに転職したがるミレニアル世代をつなぎ止めることだ。
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