NFLスーパーボウル、今年のテレビCMは? 「広告の祭典」に賭ける小さなブランドたち
広告主たちは、ビッグゲームと共にスポットライトを分かち合えることを期待して、今週末のスーパーボールで30秒のスポットに500万ドルを支払っている。
ビール業界にとって、スーパーボールは常に大きな存在だ。今年のバドライトのCMではコメディアンのエイミー・シューマーとセス・ローゲンが起用された。
大きなものから小さなものまで、今年のビッグゲームではたくさんの新人たちがデビューを飾る。
Ad Age TV レポーターの ジェイニー・ポッジは次のように言う。「これまで一度もスーパーボールで広告を出していなかった、アマゾンやコルゲートなどの一流ブランドがたくさん参入してきています。またApartments.com、Quicken Loans、SoFiやSunTrustといった、より小さな企業の名前も見られます。ビッグゲームに参加したい思っている小さなブランドたちです。こういった小さなブランドは、ここ数年の傾向よりも多く見られます」
起亜自動車(KIA)は、俳優のクリストファー・ウォーケン主演のスポット、「ウォーケン・クローゼット」がビッグゲームを超えて広がりを見せることに期待している。KIAはIBMのワトソンのテクノロジーを用いて、ソーシャルメディアで影響力のある人たちを識別した。そして、ハッシュタグ#AddPizzazを使ったコンテンツを作ってもらうために、CMと同じカラフルな靴下を彼らに送った。
KIA米国法人の最高執行責任者は次のように言う。「靴下は今とてもクールでおしゃれなので、様々な環境でCMの靴下を履いた人たちが見られます。さらに、それだけではなく、彼らのアーティスティックな側面も見ることができるのです」。
そして、かわいい動物たち無しではスーパーボールは始まらない。ハインツには走るホットドッグの群れがいる。また、コールドプレイとビヨンセは、ホンダが提供する可愛らしい歌う羊の群れと歌唱部門で共演する。
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