それは「オレへの賞賛」と「手柄への賞賛」。自分の能力を評価され、自分の手柄として褒められたかどうかです。この採点システムで高得点をたたきだしても、自信と自慢を得るだけで、成長への動機づけになりにくい。
デキル人にとって「ツボ」となる褒めポイント
デキない男が求める偉いね、すごいね、優秀だねは、その瞬間元気になるだけ。だから「褒めても育たない」男扱いされてしまうのです。
次にデキる人が求める「褒められポイント」を考えます。デキる人たちのお話を聞いてみると、次の3ポイントがデキる人のツボのようです。
①ありがとう
まず、感謝されること。デキる人には、ありがとうの一言でモチベーションが上がる人が多いようです。
②助かります
次に、相手や周りへの貢献を実感されること。デキない男が褒めてほしい「オレ」や「手柄」は心理学では「承認欲求」と呼びます。デキる人は「助かります」の一言で、より高次と言われる「貢献欲求」を満たされるようです。
③あなたに、任せます!
そして、相手に信頼されて難しい仕事を任されること。ビジネスの組織論では、任せること〜権限移譲が動機づけの有効な手段のひとつと言われます。デキる人は信頼と権限移譲に、プロとしての喜びを感じていました。
これら3つの褒めポイントが加点されると、デキる人の「褒めの採点システム」ではどのような評価につながるのでしょうか。
それは「私への信頼」点と「仕事への評価」点。周りが困ってる時、信頼され任されたか、仕事そのものを評価されたかのポイントです。感謝、貢献、信頼が動機づけになって、成長につながるのが、この採点システムの特徴です。
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