地方の女は、東京の男と出会って大人になる 上京3年後の希(26歳)がレベルアップ?

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表参道の『bills』は激混みだけど、お台場の『bills』は穴場だとか、『バンビーナ』はそもそも、西麻布の『うしごろ』のセカンドラインだとか、『いふう』のおばあちゃんに恋愛相談すると成就するってジンクスがあるとか・・・『いふう』で「無事付き合いました」って紹介されたときは、なんのことかわからなかったけど、お礼参りだったんだね(笑)

東京に長い間いないとわからないことでも、恋人を通して私も経験した気持ちになるなんて、二階堂くんのおかげ。

え?いつまで苗字で呼んでるんだって?うーん、でも、私にとってずっと二階堂くんだったから、彼氏になったからって急に変えるのは難しいよ。

じゃあ、来月の1年記念日から、頑張ってみようかな・・・

故郷の恋人と別れ、東京の彼氏と付き合うことで…

みなさん、ご無沙汰しています。

北海道から上京してきた私も東京生活3年目になりました。お決まりの展開だと笑いますか? 地元の恋人、まぁくんとは一度距離を置くことになりました。

中学校の同級生だった彼とは中3のときに告白され交際して7年。今までにも別れたり付き合ったりを繰り返してきました。中3から付き合っている私たち、お互い世界が狭いんです。

外への興味もまだまだ尽きないから、お互いを縛って世界を狭めるより、一度外に出てみるのもひとつ。そして、お互いの良さを再認識できたら、またその時戻ればいいと思っています。今回の別離も、決定的な別れではなくて、「復縁」を多分に含んだ一時的な別れだと思っていますが。

もしかしたらいつか戻るかもしれないけど、一度距離を置く時間は、お互いを成長させるためにも必要な時期だと思います。

二階堂くんは、まぁくんのことを相談に乗ってくれるようになって・・・まぁありがちな展開です。

眞希子が言った通りでした。女の子は、皆同じような道をたどるのでしょうか?

「道産子」と呼ばれる度に、胸がズキっとしていた

上京してからというもの、地元の北海道を隠したいような、遠ざけたいような、嫌な気持ちが何度も胸の中に立ち込めました。

最初、二階堂くんから「おい、道産子」って呼ばれる度に、へらへら笑ってやり過ごしていましたが、正直言うと、いつも胸が少しだけズキっとしていたんです。

「ZARA」とか、「Forever21」とか、画一的なトレンドのファッションを着て隠しても、どこからか漏れ出す芋っぽさというか。銀メッキのようないつ剥げるんだろうかとビクビクするような感覚でしょうか。新しい世界に馴染みたい、東京と同化したいという気持ちが強くなればなるほど、自分の故郷を恥じるような、否定するような気持ちになってしまいました。

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