台湾南部の地震、震源浅く被害が拡大 17階建てのアパートが倒壊
[台北 6日 ロイター] - 米地質調査所によると、6日未明、台湾南部の台南近郊でマグニチュード(M)6.4の地震が発生した。震源は台南の南東43キロ付近。震源の深さは10キロと、比較的浅かった。
地元消防によると、台南の17階建てアパートが崩壊、現時点で123人が救出された。消防当局者は、アパートには60世帯が入居、240人ほどが住んでいる可能性があると指摘した。
地元報道によると、複数の建造物が崩壊した。ただ、死者の情報は現時点で入っていない。
台湾の中央気象局によると、最初の地震発生から約30分後、M3.8以上の余震が5回以上観測された。
震源の浅さが、被害を拡大させた可能性も指摘されている。
台南市政府の高官はロイターに対し、緊急対応チームを結成したなどと説明している。
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