精神障害者をどう裁くか 岩波明著

精神障害者をどう裁くか 岩波明著

事件の加害者が精神障害者であった場合、心身喪失や心神耗弱が認定され責任能力がないとして不起訴や無罪になることがある。被害者でなくとも疑問を抱く人は多いだろう。精神障害者の責任能力に関しては刑法39条で規定され、諸外国でも同じような制度が採り入れられているが、欧米が罪を犯した精神障害者の処遇について積極的に関与しているのに対し、日本では「人権」を盾に触法精神障害者の問題はタブー視されていると、精神科医であり大学で教鞭をとる著者は指摘する。

裁判員制度の開始が近づくなか、社会は刑法39条についてどう考え、重罪を犯した精神障害者や知的障害者をどう処遇し支えていくべきなのかを問いかける。

光文社新書 777円

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正規と非正規「格差訴訟」<br>判断が分かれた最高裁判決

非正規労働者が年末年始の待遇や病気休暇などについて正社員との格差是正を訴え、最高裁は格差は不合理で違法とする判決を出しました。一方で賞与や退職金についての格差是正はほぼ全面的に退ける判決も。非正規労働者の待遇は改善するのでしょうか。

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