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頭が片づく!人気コピーライターの「メモ術」 アイデアを生む人の「思考の整理」

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  • 小西 利行 POOL inc.Founder、コピーライター、クリエイティブ・ディレクター
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そして、疑問に思ったことに「○」をつけるのも大切なことです。未来の自分がその「?」に気づいて考えはじめるきっかけとなります。たくさんの会議を経るうちに、数字やデータなどに追われて当初の新鮮な感覚は薄れていきますが、最初に感じた素朴な疑問は、お客様が初めて商品を目にするときと同じ気持ち。そこを訴求することでお客様の心に響くものができるのです。よく「最初の打ち合わせで思ついたことが結論に結びついた」という話を聞くのは、そういうわけです。

情報をすっきりとまとめてくれる「←」

次に②の矢印「←」。この←は混沌とした情報たちに秩序を与えてくれます。

使い方としては、ランダムにメモした情報たちを、←でつなぐだけ。すると情報の関係性が明確になりメモがすっきりとします。「どういう順序で考えればいいか」「いらない情報と必要な情報はなにか」「いちばんの課題はなにか」が一目瞭然となるのです。

参考として、過去に実際にファッションビルのパルコの広告を考えたときのメモを掲載します。どうでしょう、「←」入りメモのほうがわかりやすくありませんか? 

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これだとわかりにくいですが・・・

 

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矢印があればずっとわかりやすくなります

←には、「だから」「そこで」「ところで」「つまり」「でも」「さらに」といった言葉が当てはまります。しかしそれを特に意識せず、気持ちよく感覚的につないでいけばOK。会議や打ち合わせのあと、少しだけ時間を見つけて「←」を入れてみてください。AだからB、そこでCと関係するから、つまりDというメリットになる……。熟考する必要はありませんし、イマイチつながりがおかしくても大丈夫です。その「あれ? ここはちょっとつながらないな」から新しい課題が見つかることもあるからです。

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【記号の活用が重要】

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