「ランボルギーニ」オーナーのGACKT様的美学 4人の高級車オーナーとドライブデート<5>

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今回は「ランボルギーニ」のオーナーをプロファイル
合コンで出会った4人の高級車オーナー、通称「C4」とドライブデートを重ねた私は、その後「C天王」と呼ばれる4人の高級車オーナーの存在を知る。これまであまり明らかにされていなかった、都内の高級車オーナーたちのプロファイルを暴き、彼らがどんな仕事をしていて、どんな生活をしているのか、その正体を解明していきたい……。

 

<ランボルギーニ君、35歳>

透明感のある肌と少しツンとした斜め横顔が印象的だ。まるで『テニスの王子様』から抜け出したようなプリンス感を漂わせている。

「広告業とファンドなど幅広くやっています。」と目にかかる前髪を時折横に振り払いながら、気怠そうに話す。新卒で大手通信教育会社に入社後、転職し、副業として始めた広告業の収入が本業の年収を越えた5年前に独立したという。

成功者に共通していることは時間の有効活用だ

「東京カレンダー」(運営:東京カレンダー株式会社)の提供記事です

成功者に共通していることに、よく時間の有効活用が挙げられているが、それはランボルギーニ君も同じだ。

「人との付き合いにはメリットがあるかどうかしか考えないです。おカネ持ちも普通のサラリーマンも同じ分だけ時間の縛りがある中で、いかに有意義に時間を使うかが大事だと思っているので。惰性的な人間関係に時間を使うのは好きじゃない。」

新卒の時から歓迎会や馴れ合いの付き合いは嫌いだったというが、転職先で上司に飲みに誘われた時に、ランボルギーニ君は彼にこう言い放ったそうだ。

「結構です。課長は出世したくないんですか? きっと僕と飲みに行っても僕がずっと話すことになるし、あなたから学ぶことはないと思います。それよりも、自分よりも役職が上の人と飲む為に時間を割いたほうがよっぽど為になりますよ。」

一見すると社会人としての協調性はゼロだし、一緒に働きたくないと思われそうだが、そんな尖った彼の考えに共感してくれる人が社外に多く、その大半が経営者だったそうだ。社会人になってから知り合った知人と一緒に事業を展開しているというが、どうやって人脈を広げ、その中から信頼できる人を見極めているのだろうか。

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