プロテニス界で大規模な八百長が横行か 四大大会覇者も関与と英BBCなどが報道
[メルボルン 18日 ロイター] - プロテニス界で大規模な八百長が横行している疑いがあると、英BBCとオンラインメディアの「バズフィード」が報じた。
報道によると、この10年間で世界ランク50位以内の選手16人が、試合に故意に負けた疑いがあるという。四大大会の一つ、ウィンブルドン選手権でも八百長が行われた可能性がある。テニス界の不正問題を監視するテニス・インテグリティ・ユニット(TIU)には、八百長疑惑の報告が繰り返し届いているという。
疑いが持たれている選手の中には、四大大会の優勝経験者も含まれているもよう。しかし、本人の電話、銀行やコンピューターの記録にアクセスできなければ八百長関与の裏付けは困難だとして、報道では選手らの名前に触れていない。
また、選手らは出場停止処分を受けておらず、そのうち8人は18日に開幕した四大大会初戦の全豪オープンに出場するという。
男子プロテニス協会(ATP)のクリス・カーモード会長は18日、八百長疑惑に関する情報は隠ぺいしておらず、TIUが徹底的に調査しているとコメント。「われわれは過去のことだけでなく、新たな情報についても調査する」とした。
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