年初にネバダ州のラスベガスで開催された家電の展示会「International CES」。このイベントでは毎年、本展示を控えて注目のハードウェアベンチャーが集められる「Unvailed」というイベントが開催される。今年、このイベントでひときわ来場者を癒やしていたのが、展示台の上を駆け巡るSphero社の「BB-8」だ。
「BB-8」は日本でも昨年9月に発売されて以来、”静かなブーム”どころか売り切れ続出の大人気を集めてきたミニロボット。日本での価格は税込み2万1384円と決して安いとはいえないが、同種のガジェットと比べてもユニークな点が数多くある。
商品分類は「ラジコン」
何より驚かされるのが、映画のシーンそのままとも言えるような、コミカルな動きを見事に再現していること。頭部を上部においたまま、球体の本体部の外装自身が回転して、360度あらゆる方向に”転がって”いく。
内部にはジャイロスコープと外郭部を駆動するモーターが収められており、頭部はマグネットで装着する仕組み。と言えば簡単だが、その動きの見事さにはスターウォーズファンならずとも、誰もが納得するはずだ。
この製品、商品の分類は”ラジコン”となる。電子機器同士の省電力なデジタルネットワークを構成するBluetooth技術を用いてスマートフォンと接続。スマホアプリを用いてリモートコントロールする。
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