夏こそケチケチ!帰省や旅行に「一筆書き切符」 帰りのルートを変えると単純往復よりお得
5月9日公開の記事「電車賃を節約、切符の買い方『ケチケチ大作戦』」は大変好評をいただいた。この記事中では、東京から金沢に行くなら帰りは名古屋経由にして「一筆書き切符」にすることで、2000円弱安くなる方法を紹介した。これに対する驚きの声もあったようだ。
「一筆書き切符」は、出発駅からぐるっと1周して出発駅に戻るルートの片道切符を買うという一種の遊び心から生まれ、鉄道マニアに親しまれている旅の方法だ。
この方法はただの遊びになるだけではなく、乗車券代が数千円安くなったり、1往復分の料金で複数の場所へ旅行ができたりする大変お得な方法でもある。金沢だけでなく、さまざまな目的地で安くなるケースが存在する。
方面別「夏のケチケチプラン」
そこで今回は「夏休み企画」として、一筆書き切符で乗車券が安くなるルートを、過去の記事(「特急料金、1駅ずらせば数百円も節約できる」)で紹介した特急料金の節約方法とあわせて試算しまとめてみた。大人1人の場合と、大人2人・中高生2人(学割20%オフ適用)の家族で往復する場合を出してみたので、家族旅行の場合もイメージしやすいだろう。
本稿を読んでいただくにあたっていくつか留意してもらいたいことがある。
では、6つのモデルケースを見てみよう。
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