20代と50代、結婚相手選びはこう変わる! 歳を重ねての結婚もドラマチック

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養育費の金額が気になるので確認したところ、あっさり教えてくれた。月17万円だという。15年間で計算すると3000万円を超える。前夫は浮気性でも甲斐性はある男性だったのだ。

当時は出版社の社員として働いていた朝子さん。38歳のときに独立をし、幼い息子をベビーシッターに預けて夜中まで働く生活に終止符を打った。その決断ができたのも月17万円という「固定収入」があることが大きかったはずだ。

男の子をひとりで育てて、強くなった

それでもひとりきりで子どもを育てるのは楽ではなかった。育児は仕事以上にエネルギーを使う一大事業だったと朝子さんは振り返る。息子の反抗期には毎日のようにケンカをし、懲らしめてやろうと海外に短期留学をさせたところ、むしろ彼は海外での生活に馴染んでしまい、そのまま留学を続けることになった。大学卒業後は日本に戻って就職をし、今では朝子さんとの関係も良好のようだ。

「男の子をひとり育てた後だと、結婚生活なんて超楽ちんですね。男の人って、生まれたときから基本的にバカ(笑)。最初の結婚は、相手を見上げるように尊敬していたのが間違いの元だったのかもしれません」

バカという表現には愛情や憐憫も込められている。息子にしても今の夫にしても、自分が作った料理も何の疑いもなくどんどん食べている姿を見るたびに朝子さんは感慨を覚えるという。

「私が何か(体に悪い物を)入れるとは思わないのでしょうか。この人、本当に無防備だなと思います」

現在の夫である和弘さん(仮名、51歳)との出会いは、都心にある行きつけの韓国料理店だった。男友だちと落語を聴きに行った帰り道、すでに酔っていたけれど、店のママさんの顔を見たくなってふらりと立ち寄った。ママさんと一緒にカウンターでビールを飲んでいたら、近くの席にいた集団に「一緒に飲みませんか」と誘われたという。

ある室内競技の愛好者たちの飲み会であり、メンバーのひとりだった和弘さんが「大きな柄のスパッツに銀色の長靴」という奇抜なファッションをしていた朝子さんに一目惚れ。「あの派手な女と飲みたい」と言い出したのがきっかけだったらしい。

「声をかけてくれたのが若いイケメンで、彼と一緒に遊ぶことを期待して仲良くなりました。でも、次回からは夫だけしか来ないんです(笑)。イケメンはいつ来るのかな、と思っているうちに夫と付き合うことになりました」

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