古河スカイと住友軽金属が統合、世界3位のアルミメーカーに 規模追求で生き残り目指す

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--合併の経緯について、いつ頃から、どういう形で始まったか。
  
山内:検討してみようということになったのは昨年の10月。ただ、その前にTAAの買収を共同でやっているが、その中の話のなかで、危機感を共有していたこと、事業に対する考え方、価値観が似ているなと思っていた。

岡田:単独でやっていこうと努力はしてきたが、北米のTAAの話があって、信頼関係が築けた。

山内:(合併の提案は)どちらからともなく、検討してみましょうかということになった。

--住友軽金属はかなりの有利子負債(12年3月期1546億円)があるが大丈夫か。

岡田:100万トン体制のメリットを出すことで、4~5年でカバーできる。

--危機感の中身は。

岡田:この数年間、国内の事業改革と海外展開を進めるなかで、海外に出てみて初めて、現地調達の強さを改めて感じた。そういうなかで危機意識を感じた。100万トンプレーヤーになることでメリットを出し、利益を出して生き残っていきたい。

--国内外の競争当局への申請は。

山内:国内外複数の国で申請が必要と考えているが、申請はこれから。各国それぞれ基準があるので、どの国に申請が必要か決めていく。

岡田:両社合わせると日本では40%近くのシェアになる。ただ、世界での日本のシェアは小さく、100万トン超になっても5%程度。そうしたものも踏まえて、受理してもらうべく最善の努力をしたい。

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