古河スカイと住友軽金属が統合、世界3位のアルミメーカーに 規模追求で生き残り目指す
--CEOが2人いるという体制で意思決定に遅れは出ないか。
山内:そういう心配はまったくしていない。どちらも社長がワンマンでやっているわけではなく、相談しながらやっている。あえて共同CEOとしたのは、お互い相手のことは詳しく知らない。それを理解しあって融和をしていく意思の表示。
--アルミメジャーを目指すならなぜそこに神戸製鋼が入らなかったのか。
山内:それは答えることはできない。なぜなら神戸製鋼さんには独自の戦略があり、われわれの戦略もありとしか言えません。アルミ押出品では神戸製鋼さんと提携し続けている。メリットも出ている。これは神戸製鋼さんと相談し、決めていきたいと思う。
--住友軽金属が手掛けている伸銅品はどうなるのか。
山内:伸銅品はそのまま合併会社に入る。(古河スカイの親会社で53%出資する)古河電工さんが伸銅品を持っているが、これは今回の合併とは別の話で、私の知るよしもない。
(山内哲夫、撮影:吉野純治 =東洋経済オンライン)
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