SOMPOは参入こそ保険会社の中では後発だが、2015年3月にはメッセージと資本・業務提携を取り交すなど、取り組みを強めていた。「安心・安全・健康」に資する最高品質のサービス提供を経営理念に掲げるSOMPOは、警備のALSOKと提携し、リフォームのフレッシュハウスを子会社化するなど、ここ数年、精力的に多角化を進めていた。中でも介護は「安心・安全・健康」に関しては"ど真ん中"といえる事業であり、買収を機に今後は「損害保険事業」「生命保険事業」と並ぶコア事業と位置づけ、力を注いでいく。
メッセージは子会社が運営する有料老人ホームで入居者の転落死が発覚。また施設での虐待行為といった問題も続き、11月には厚生労働省から介護保険法に基づき業務管理体制を適正に整備するよう勧告を受けている。18日に行われたアナリスト向け電話会議において、SOMPOの西澤敬二副社長は「非常に重たい課題であり、内部統制、リスク管理の仕組みを徹底的に高めて、まずはお客様に安心して頂けるような品質を最優先で作りたい」と述べた。
この記事は有料会員限定です
残り 1504文字
