2016年の大化け株はこの「5大テーマ」だ! 申年は年明け1月から注目イベント続々

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2016年の話題となりそうな銘柄テーマには「自動運転」もある。写真は三菱電機の研究所(鎌倉市)内で実証実験が行われた自動運転車
師走の東京株式市場は、米国の連邦準備制度理事会(FOMC)、日銀の政策決定会合に大きく振り回されている。年明け2016年の新年相場も、米国の利上げペースしだいで、上にも下にも、振れ幅が大きくなりそうだ。
このように相場環境が不透明であればあるほど、関心が高くなるのが「テーマ銘柄」への投資だ。最近の新興市場、小型株市場を見ていると、何倍にも大きく化けた銘柄が出現している。このテーマ銘柄買いの流れは、2016年もさらに強まるだろう。
年頭の2016年1月に注目して、スケジュールをにらみつつ、テーマ銘柄をピックアップしてみたい。

マイナンバーで「実需」が出てくる

まずは、1月から運用がスタートする「マイナンバー」

必要書類をそろえて申請すれば、「個人番号カード」の交付が受けられる。当初は、年金照会など身分証明書代わりにしか使えないが、2017年からは確定申告や源泉徴収票にも使われ、将来は銀行などの口座や、医療機関のカルテなどともヒモづけが行われる。

政府は2017年から、マイナンバーの確認システムである「マイナポータル」を開放し、民間での利用を促していく方針だ。このサイトからさまざまな利用方法が開発されていくだろう。その際、大事なのは情報漏えい対策や認証システムなどセキュリティ確保となる。

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