あなたにも出来る!社労士合格体験記(第57回)--自分にもアメリカの年金がもらえる!?
その後はほぼ毎年、来日コンサートが開催されるようになりました。
異国で子育てをしながら、ピアニストとして活躍するのは並大抵のことではありません。でも、彼女の行動力は、努力をすれば必ず報われるときがくることを感じさせてくれます。
作品はドビュッシーや、彼女のために作られたオリジナル曲など、聞きごたえのある内容。今年も7月に渋谷のタカギクラヴィア松濤サロンで素晴らしい演奏を聴かせてくれ、元気をもらうことができました。
フランスのお宅訪問
実は、2011年2月にはパリ郊外にあるボーヴェのお宅へ、夫婦でお邪魔しました。パリの雑踏とは違い、ボーヴェは自然豊かな心安らぐ街です。武道愛好家で日本通のご主人と、バレリーナを目指している日仏バイリンガルの可愛い娘さんも、突然の訪問にもかかわらず大歓迎してくれました。
そのときご馳走になった、ご主人お手製のジューシーなローストチキンと、クリーミーでさわやかなマッシュポテトは、今までに食べたことのない絶品。マナー違反の舌鼓を打ちながら、時間と空間を超えて再会できることの、ありがたさをつくづく感じました。
拡大する社会保障協定
ところで、2007年6月から、日本とフランス2国間の社会保障協定が発効されました。社会保障協定は2000年2月、ドイツとの発効を皮切りに、イギリス、韓国、アメリカ、ベルギー、フランス、カナダ、オーストラリア、オランダ、チェコ、スペイン、アイルランドと続き、2012年3月からブラジルとスイスが加わり、14カ国になりました。新興国として初めて、ブラジルが加わったのは画期的なことです。日本企業から新興国へ赴任する人々の、更なる拡大が予想されるからです。