ヤフーとCCCがポイント完全統合。O2O市場活性化の起爆剤に
今回の両社のポイント完全統合で目玉となるのが、実店舗がオンライン空間から客を呼びこむ「O2O」(オンライン・ツー・オフライン)の実現だ。ユーザーがオンライン上の「Yahoo!Japan」で情報を認知、発見し、ヤフーの位置情報加盟店や「Tポイント」加盟店に来店、購入すれば、まとめて「Tポイント」を貯めることができる。いわば「圧倒的ナンバーワンの一気通貫モデル」(ヤフーの宮坂CEO)が築ける。
100兆円以上あるリアルの消費のうち、「O2O」市場は22兆円あるとされる。オンライン上の消費は8兆円にとどまっているため、「O2O」市場の取り込みはネット企業の必須条件だ。ヤフーとCCCの提携は、「O2O」市場活性化の起爆剤となりそうだ。
※写真:会見後握手をするヤフーの宮坂CEO(右)とCCCの増田社長(左)
(二階堂 遼馬 =東洋経済オンライン)
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