《Z世代は初任給40万円》初任給低く退職金は下がり給料も上がらない今の40代は本当に「会社に舐められている」のか?

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

「給与体系がバグってる。新卒40万、30代42.5万、40代45万。20年、30年積み上げてもほぼ変わらない。日本人って本当に我慢強いよな」

「今の40代は会社に舐められている。初任給は低く、退職金は下がり、給料も上がらない。どうせ辞められないと思われているからこそ、努力で見返すしかないのか……」

「タイパ、コスパと言って泥臭い努力もせず高給をもらう若手。挙句の果てに仕事を振ればパワハラ、放置すれば不安だと言う。30代で取り返しのつかないツケを払うことになるぞ」

誠実に会社に貢献してきたからこそ生じる、これらは「正当な戸惑い」かもしれません。しかし、もしあなたが心のどこかで一瞬でも「若手ばかりが優遇されている」「自分たちの積み上げが無駄になった」と感じてしまっているのだとしたら、それはビジネスパーソンとして、そしてリーダーとして極めて「致命的」な一言になりかねないのです。

経営の誠実さが「心の水質」を整える

もちろん、こうした報酬体系の歪みが生じた際、真っ先に問われるべきは組織の構造であり、経営者の決断です。

社員に「共に成長しよう」「物心両面の豊かさを実現しよう」と語りかけながら、実際の報酬体系でその想いを示さなければ、言葉は瞬く間に力を失います。経営者の「言行」が一致してこそ、社員との間に真の信頼が生まれるのです。

次ページなぜ若手を否定する考え方が「致命的」なのか
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事