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トヨタ、ホンダも右往左往! ソフト人材確保の高い壁/都心拠点や文化の相違に悩む自動車業界/過熱する争奪戦の実態

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ホンダの大阪ソフトウェア拠点のオフィス
ホンダの大阪ソフトウェア拠点では“ワイガヤ”の文化を重視(写真:編集部撮影)

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ハードからソフトの時代へ――。自動車業界では、AIと半導体の進化を武器に常識を覆す新興勢力も次々と台頭している。本特集では巨艦トヨタ自動車の新たな挑戦に迫る。

「未来のあたりまえを、書きかえる」。黒が基調のウェブページに開拓者精神をうたう文言が並んでいる。

これはホンダのソフトウェア関連開発の専門部署である「SDV事業開発統括部」のブランドサイトだ。ホンダによると「採用の強化に向けて立ち上げたが、人材確保に特化したブランドサイトはこの部署のみだ」という。

自動車業界で広がるSDV(ソフトウェア定義車両)。今後の研究開発で最も必要になるのはソフトウェア人材というのは当然だが、その領域は自動運転や車両制御といった自動車の延長線上にとどまらない。AI(人工知能)やロボット制御、データエンジニアリング、車載通信など多岐にわたる。

深刻なソフトウェア人材不足

ホンダの中途採用ページをのぞくと募集案件は約180件に達する。ホンダ幹部は「社内にソフトウェアを専門とする人材が少なく、人材市場におけるパイも大きくない。採用が難しい」とこぼす。

人手不足は深刻だ。経済産業省によると、SDV開発に必要なソフトウェア人材の不足は2025年時点で3.3万人、30年時点では5.1万人に達する。

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