呼吸の極意 心身を整える絶妙なしくみ 永田晟著
代謝に必要な酸素を取り入れ、代謝廃物である炭酸ガス(二酸化炭素)を排出するのが「呼吸」だ。呼吸運動は自律神経を介して内臓の働きや血圧などに大きく影響を与えている。無意識のうちに行われるものだが、逆に意識的にとらえ、息をする時間や回数を変えることで、自律神経系の状態を調整することができる。さらに有酸素運動と組み合わせることで、健康づくりに大いに役立たせることができると著者は指摘する。
豊富な実験データを基に呼吸のメカニズムと有効性を解説し、生活の中の呼吸運動を科学する。併せて呼吸運動をジョギングなどの有酸素運動と同列の運動として位置づけ、自由に実践できる正しい呼吸法を紹介する。
講談社ブルーバックス 840円
ブックマーク
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
トピックボードAD
有料会員限定記事
ライフの人気記事