橋本マナミが考える「デートにおける○と×」 男性の部屋に行きやすい誘い方は?

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なので、自分にも相手にも言い訳しやすいのがこちら。「ホラー映画、一緒に観ない?」です。1人で観たら眠れなくなっちゃうし、でも面白いホラー映画だったら観ておきたいし……いろんな言い訳ができるんです。お互いの距離感や気持ちの葛藤に言い訳を与えてくれる、余裕のある男性は素敵ですよね。

続いてはデートの×です。

友人を介して知り合った40代の男性は、クールな加山雄三さんといったかんじの包容力がある方。いつもは何人かで食事をする関係でしたが、この日はたまたま時間が合い2人で食事をすることに。私のお肉好きを知っていた彼は、銀座の鉄板焼き店に連れていってくださいました。

お店の雰囲気も素晴らしいし、接客も丁寧ですし、店員さんが見せてくれるお肉の塊はサシがしっかり入り、見ているだけでお腹が鳴りそうな迫力でした。まずは食欲を抑え乾杯し、フランクな内容から政治のことまで楽しくお話を聞いて、贅沢な時間を過ごさせていただきました。

さっさと自分だけ帰ってしまった

明日も早いので帰りましょうと外に出ると、店の前にはタクシーが1台停まっていました。彼はさっさとタクシーに乗り、じゃっ、と一礼して去っていったんです。

当時の私は電車移動。その日はひどい雨で、お店も駅から少し遠い場所にありました。家まで送ってとは言いません。でも、タクシーがいたのなら「先に乗っていく?」とか「最寄りの駅まで送ろうか?」という気遣いがほしかった。せっかく楽しい時間を過ごしたのに、最後はなんだかもったいないなぁ……と思った雨の日のディナーでした。

そして最後に、デートで言われたらとっても嬉しい、レストランでのちょっとした一言をご紹介します。女性がメニューを見ているときに一言、「何か食べたいものある?」と聞いてください。そうしたら嬉しさ倍増です。そのちょっとした気遣いに、女の子はきゅんと心うばわれるのです。

私の独断と偏見によるデートの◯と×、いかがでしたか? 2つに共通しているのは「相手への思いやり」です。私が好きな言葉に「他人が一番、自分が二番」というのがあります。デートだけではなく、人とのつながりでもそういう心が大事だなぁとつくづく思う今日この頃です。

(文:橋本マナミ)

Photo:Teppei Hoshida
Styling:Kaz Ijima @ Balance
Hair&Make-up: AKANE

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