「最も愛人にしたい女」は、こうして生まれた 橋本マナミ、「私を変えた男」へのラブレター

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橋本さんが彼と通ったレストラン「麻布ハウス」はすでに閉店。今は「リベルテ・ア・ターブル・ド・タケダ」の武田健志シェフが、“気取らないフレンチ”をコンセプトに、上質な料理とサービスを提供中
“いま最も愛人にしたい女性”と言われる橋本マナミ。彼女を、誰が、どうやって、大人の女性に変えたのか。これは、別れた彼へのラブレターでもある。

 

当記事は「GQ JAPAN」(コンデナスト・ジャパン)の提供記事です

恋というものは、思わぬところからふってくるものです。その恋も予期せぬときにやってきました。

私が22歳のとき─ひとつの恋が終わって辛い日々を過ごしていたとき、大人の男性がふと現れました。友人との食事会に現れた彼は当時44歳、私より22も歳上の方でした。自分が過ごしていた日常では訪れることのない、新しいタイプの男性です。出会ったときの正直な感情は「お父さんの歳の方が近いなぁ……」でした。

1年くらいは"知り合い"という仲だった

出会いから1年くらいは共通の友人がいる“知り合い”という仲だったのですが、失恋したときに食事に誘ってくれました。軽快なトークで楽しませてくれて、今まで行ったことのない素敵なレストランに連れていってくれて……私には初めてのことばかりを体験させてくれました。何度か食事を重ねたのですが、東京の麻布十番にあったイタリアン「麻布ハウス」でのディナーは、とくに思い出深いものになっています。夢をみているかのような不思議な感覚でした。

笑顔が素敵でひょうきんで、体を鍛えているのにちょっとふくよかで、そんな癒やし系の彼に、魅かれていきました。楽しくワクワクした毎日を過ごして、当然どんどん好きになっていって、お付き合いすることになったのです。

彼と付き合った3年半の間に、私は自信をつけ、変わっていくことになります。

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