なぜここまでの人気なのか。短期間でトレンドが変わるアパレル市場において、なぜ安定的に売れ続けているのか。株式会社ワークマン広報部の松重尚志さんに話を聞いた。
「建さん作業靴Ⅱ」3つの特徴
まずは「建さん作業靴Ⅱ」の機能性について触れたい。その特徴は次の3つのポイントにある。
最も特徴的なのは、地面の踏み心地のよさだ。ソールが薄いため、裸足で地面の上に立っているような感覚がある。
この機能に大きく寄与しているのが、ソールの素材に採用している天然ゴムだ。
ツルツルとした樹脂系の素材とは異なり、弾性があるため滑りにくくい。また、ソールをウェーブ状に加工することで強いグリップ力を実現している。筆者は筋トレでマシンやバーベルを使う時に使っているが、普段履きのスニーカーより足を固定できるように感じる。
なぜこのような機能を持たせているのか。それは建設現場で求められる機能だからだ。
「このシューズはひもがない足袋靴と呼ばれるシューズです。内装工事のような安全靴を使わない現場でよく使われています。脚立を使って高いところに登ったり、座りながら作業をするため、地面を踏む感覚が重要になるんですよね」
2点目が、疲れにくいことだ。ソールの薄いシューズのデメリットとして、足裏が痛くなりやすい点が挙げられる。「建さん作業靴Ⅱ」もソールが薄いため、ジョギングなどで使用していると足やふくらはぎに疲労感を感じやすい。しかし、それ以外の場面で使いにくさは感じない。
筆者の主な用途は24時間ジムでの使用だ。玄関でシューズを履いてジムに向かい、着替えることなく運動を始める。自宅からジムへ移動する時には多少の歩行をするが、地面からの衝撃をほどよく吸収してくれる(※筆者が通うジムは運動に適したシューズであれば履き替えなくてOKだ。施設により「土足厳禁(内履き必須)」と「土足OK」に分かれるため、靴の履き替えは通う施設のルールをご確認ください)。
これを実現しているのが試行錯誤を重ねて開発した中敷だ。
「足裏の感覚を重視しているのでソールの薄さにはこだわっています。ただ、疲労感の軽減のために、中敷を少し厚く作ってあるんですよね。現場での仕事時間は8時間あります。職人さんたちが作業に集中できるように調整を重ねて開発しました」



















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