「◯◯と言ったら教師を辞める」元教員が自分に課していた「叱り方」の4ルールと、"子どもを叱って自己嫌悪"から脱却する方法とは?
1. 感情の爆発ではないことが必要です。怒りに任せた発言であってはなりません。
2. 人格ではなく行為に限定して指導する必要があります。「お前はいつも」と言うのではなく、「今の行為は許されない」と伝えるべきです。
3. 事後のフォローを必ず行う必要があります。なぜ声を強めたのか、何を守りたかったのかを、落ち着いた場で言語化しなければなりません。これを行わなければ、恐怖による統制になってしまいます。
叱ることの教育的意義とは?
丹羽(2012)は渕上(1999)※2を引用し、叱ることの教育的意義を3点に整理しています。
第一に、危険や不正、不道徳な行為を抑制することです。
第二に、望ましい行動へと促進することです。
第三に、最もふさわしい行動が何であったのかを、子ども自身に考えさせることです。
現場では、第三の視点が不足している場合があると感じます。
低学年で見られる「ごめんね」「いいよ」というやり取りは、一見すると解決したように見えます。しかし、何が最も適切な行動だったのかを十分に考えないまま終わる場合があります。その結果、納得が残らず、家庭に持ち帰られ、後日別の形で表面化する可能性が否定できません。
例えば、「殴ってはいけない」という行為の否定は絶対に必要です。しかし、「なぜ殴ってしまったのか」という感情を理解しようとする姿勢も同時に必要です。感情を受け止めることと、行為を認めることは同じではありません。




















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