高橋社長は自社を「むちゃくちゃJTCだった」と表現し、事業再編と組織文化の両面から抜本的な改革を断行しました。その結果、時価総額は大きく上昇しました。
両社に共通するのは「過去との決別」です。
歴史ある事業の分離。長年の慣習からの脱却。しがらみを断ち切る勇気。
それができたからこそ、JTCからGEC(Global Excellent Company)へと生まれ変わることができたのです。
あなたの会社の株価は、中長期的に上がっているでしょうか。
もし上がっているなら、それはJTC的な要素を減らし、GEC的な要素を増やしてきた証拠です。その方向で間違っていません。さらに加速させましょう。
もしまだ思うように上がっていないなら、JTC的な要素が残っているのかもしれません。でも、悲観する必要はありません。日立やレゾナックもそうでしたが、会社が変わることができれば、株価も必ず変わります。
株価は社員一人ひとりの仕事の積み重ね
株価は市場が勝手に決めるものではありません。企業が意識して上げていくものです。そして企業を動かしているのは、経営陣だけではありません。
PBR=ROE×PERという公式を思い出してください。ROEを構成する売上高利益率、総資産回転率、財務レバレッジ。そしてPERが示す成長への期待。これらすべてが、日々の仕事の積み重ねで決まります。
自分の仕事が、どの指標につながっているか。営業なら売上高利益率、業務改善なら総資産回転率、新規事業なら成長期待。それを理解し、目の前の仕事までブレイクダウンして、意識して仕事を変えていく。その一人ひとりの変化が、会社全体を変えていくのです。
日経平均が史上最高値を更新する今こそ、自社を見つめ直す好機です。JTCからGECへ。その変革は、経営者の号令だけでは実現しません。現場の理解と納得、そして行動があってこそです。
中長期的な株価上昇の理由、それを突き詰めれば、社員一人ひとりが仕事を変え、その変化が積み重なった結果にたどり着くのです。
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