「身体の可動性やしなやかさ、安定性を生んでくれるんです。背中や股関節も柔らかくなるので、猫背や腰痛が改善されるなど、日常生活にもよい影響がある。柔術は打撃がないのでケガのリスクも少なく、健康的にやせることもできます」
柔術は身体だけではなく、思考能力も鍛えられると丹羽さん。
実戦形式のスパーリングでは、「この技を使おう」「こう攻めよう」とプランを立て、相手に挑む。うまくいけば成功、うまくいかなかったら「何が悪かったのか」「じゃあ次はこうしよう」と次につなげる。常に考えることが必要なため、脳も活性化するのだ。
また道場という場所が、サードプレイスとしても機能していると丹羽さん。人との触れ合いが絶たれたコロナ禍を経て、より強く実感しているという。
「柔術の練習をするだけでなく、つながりを求めて通っている人もいますね。道場に行けば誰かと話せるし、触れ合えるので、心の安らぎを得られます。身体も脳もメンタルもよい方向に改善されて、柔術は人生を豊かにしてくれる手段の1つだと思っています」
岡田准一の「約6年で黒帯」はどれだけすごい?
ところで岡田准一さんは、約6年で黒帯を取得しているが、どれくらいすごいことなのか?
同じく黒帯を持つ丹羽さんによると、「1日3時間の練習を週6日、休まず続けないと6年では取れない」とのことだ。
ちなみに玉木さんは、黒帯、茶帯に次ぐ紫帯を保有。多忙極まりないスケジュールの中、2人がどれだけ本気で柔術に取り組んできたかがうかがえる。
会員の橋口健さん(42歳)にも話を聞いた。もともと格闘技に興味があり、半年前に門を叩いた。最初はマット運動もまったくできなかったが、少しずつ上達。現在は週3~4回も通うほど夢中になっている。その理由は何だろうか。


















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