東京スカイツリーは12年の開業以来、現在までの約14年間で、すっかり東京を代表するシンボルとして定着しました。累計来場者数は、開業5日で113万人を数え、24年には5000万人を突破しています。
その動きに押し上げられる形で、墨田区全体の観光客入込数も緩やかに上昇。25年5月には1カ月間だけで86万人を記録しています。
スカイツリーのお膝元である、押上から向島にかけての街は、「下町」の雰囲気が色濃く残る場所。本作でも、そんな魅力的な街での暮らしが生き生きと描かれています。
そのうちの向島地区は、一時期「向島区」であったこともある、歴史ある地域。「白鬚神社」や「向島百花園」、さらに1989年にオープンした「東武博物館」など、多くの魅力的なスポットも存在します。
東武スカイツリーラインの東向島駅から歩くこと20分ほどで、荒川と綾瀬川の河川敷に出ます。
葛飾区四つ木に向かってこれらの川を渡る「木根川橋」付近の河川敷や土手は、本作のメインとなる舞台地であり、実際にロケ地にもなっています。川向こうにはスカイツリーが望める絶好のロケーションです。
歴史ある下町の空気感と東京スカイツリーとの対比。監督は、「『美空』の成長物語であることを示すために、起承転結の『起』と『結』を同じ場所で描きたかった」と語っています。
原作にはなかった「天国に一番近い場所」はどこ?
そしてもう一つ、作中の重要なシーンで登場するのが、長野県の「霧ヶ峰高原」です。
JR中央本線上諏訪駅から車で約1時間のところにあり、標高1600mの高地に位置するなだらかな高層湿原で、美しい高山植物が咲き乱れ、湿原ならではの希少な植物も見られるエリア。
ロケ地にもなった「富士見台展望台」は、文字通り日中は遠く富士山や南アルプスを望むことができ、夜は満天の星空とともに諏訪の夜景が楽しめる場所として人気があります。


















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