「関学入学でも幸福度はゼロだった」学歴への執着と自己嫌悪で"負の4年"を過ごした彼女が早稲田再受験で手放した呪縛

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「頑張った自覚も試験の手応えも感じつつ、それでも発表当日まで自分の人生において『早稲田に受かる』というような都合の良いシナリオが成立していいと神様に認められていない気がしていました。自分の人生で起こっていい出来事ではないという感覚がずっとありました。合格した時は大泣き、大号泣でしたね。“こんな都合の良いこと”が、私にも起こっていいんだと思った瞬間でした」

23歳で早稲田大学人間科学部に進んでからの朴さんは、「心に摩擦を感じることなくいられる居場所ができた」と語ります。余裕ができ、性格がマイルドになって年齢関係なくいろんな友達ができ、早稲田大学での学生生活を謳歌しています。

早稲田大学4年生

現在人間科学部の4年生として卒業を控えている朴さん。再受験して良かったことをお聞きすると、「人との出会いや自分を好きになれたことなど、今あるすべてが良かったことだと思える」、頑張れた理由は、「妄想力がすごかったから」と答えてくれました。

「再受験して悪かったことはないですね。再受験で1回レールから外れているので、今後自分がどうなろうとまったく怖くありません。何が起きても肯定的に思えるのは再受験して早稲田に入ったからだと思います。それまでの人生で地獄を経験したことで、どんなことが起きてもあれよりは大丈夫かなと思えるようになりました。

受験期、夜に散歩している時に受かった後の自分を想像するようにしていました。恩師や友達に受かったという報告をしている自分、カッコ良すぎるだろ!と思いながら毎日散歩していました(笑)。そのおかげで勉強し続けることができたのだと思います」

再受験して変わったこともたくさんあったようで、「学歴に対する執着がなくなった」とも答えてくれました。

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