「関学入学でも幸福度はゼロだった」学歴への執着と自己嫌悪で"負の4年"を過ごした彼女が早稲田再受験で手放した呪縛

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大学を出てからはアルバイトをしながら適当に日々を過ごしていた朴さん。

しかし、大学を卒業して1年が経過した頃、たまたま家で赤本を目にしたことで、人生がまた目まぐるしく動き出します。

「感情の波が起きない日々に飽きたので英検の勉強でもしようと思っていたら、担任の先生が現役の時に買ってくれた早稲田大学の赤本が出てきました。そこでなんとなく解いてみたくなって1年分をやってみると、英語で7割取れたんです。

問題をある程度覚えていたというのもありますが、まだ読めるんだと思いましたね。何か夢中になれるものが欲しかったこともありましたし、失うものがなかったので、早稲田を目指そうと軽率に決めました」

就活せず卒業→再受験を決意

こうして2021年の春から、再び受験勉強を始める決意をしました。

「塾や予備校に電話しても年齢のためか受け入れ先がなかったので、宅浪を決断しました。軽率に決めたことなのと、自分は意思が弱い人間だというのは自分が1番よく分かっていたので、とりあえず2週間、毎日8時間勉強できたらこの決意は本物だと思ってやったら、本当に2週間勉強を続けることができたので、自分に確信が持てました」

「身なりがどうでもよすぎて時間と体力とお金を節約するために髪の毛を自分で切ったり、受験勉強をしすぎて鼻血を出したりしていた」という1年間の再受験生活。

「自分が集中して勉強できる最長時間の1日最低7時間は勉強すると決めて、毎日継続して勉強を続けました。ほかの受験生に比べたら短いのですが、7時間が自分の最大値だったので、それさえ守ればいいというルールにしていました。ほかの人と比べずに済むのは宅浪の良いところだったと思います」

再受験で使った参考書(写真:朴さん提供)
再受験で使った参考書(写真:朴さん提供)

再受験では早稲田大学の文学部、文化構想学部、商学部、教育学部、人間科学部と慶應義塾大学の商学部を受験。その中で、現役の時は補欠だった人間科学部だけ合格することができ、6年遅れで早稲田大学人間科学部に進学することを決めました。

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