「神戸市民だけが知る」地下鉄西神・山手線の実力 「山、海へ行く」港町の成長期に山へ向かった路線
神戸市営地下鉄が最初に開業したのは1977年3月。西神・山手線(全22.7km)のうち新長田―名谷の5.7kmだった。
東京、大阪、名古屋、札幌、横浜に次いで、日本で6番目の地下鉄開業だ。新長田は当時の国鉄(現JR西日本)新長田駅と乗り換えができるようにした。名谷団地は70年代に造成した「須磨ニュータウン」の中心地だ。276haに3万6000人を抱えるベッドタウンとして計画した。
このほか須磨ニュータウンには「6大団地」があり、落合団地(3万5000人)や北須磨団地(8000人)なども、名谷駅を最寄り駅とした。

三ノ宮や大阪につながる国鉄の新長田駅と、須磨ニュータウンの中心地を結んだのが神戸市営地下鉄の最初に完成した部分だ。新長田駅と名谷駅は現在に至るまで、神戸市営地下鉄で重要な役割を果たしている。
新長田が乗り換え拠点
新長田駅はJRとの乗り換え駅であるうえ、2001年7月からは神戸市営地下鉄・海岸線が乗り入れるようになった。現在では新長田を始発・終着とする電車はなくなってしまい、すっかり「西神・山手線」が定着しているが、厳密にいうと新長田以西を西神線、以東を山手線という。
名谷駅はすぐ近くに神戸市営地下鉄で最も大きな車両基地があり、現在も同駅を始発・終着とする電車がある。


















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