BMWにメルセデス・ベンツ、BYDも…「海外ブランド」が向ける日本市場への熱視線

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Gクラスは“ドレスアップ”といって、付属パーツや塗装で上質感を追求するカスタムが多い。対するジープは、ラングラーをベースにオフロードの要素を加味。

日本のマーケットにおいて、クロスカントリー型SUVを代表する2車に何が求められているかがわかる。

2025年12月に限定発売された「AMG G 63 Offroad Pro Edition」は純正のカスタマイズ済みモデルというべき仕様(写真:メルセデス・ベンツ日本)

海外メーカーのマーケティング担当者やデザイナーが、マーケットの動向視察のために東京オートサロンを訪れることもある。その理由は、上記と関連しているのかもしれない。

Gクラス人気は幅広く、スズキ「ジムニー」をGクラス風に仕立てるカスタムも、しのぎを削っていた。これも見ていてたのしい。

多様なクルマの楽しみがここに

また、私にとってうれしい発見は、タイヤメーカーのブースにあった。

ポテンザ(ブリヂストン)は、同ブランドを純正装着するランボルギーニ「レヴエルト」やポルシェ「959」(1985年)を展示。

ブリヂストンのスポーツタイヤ「ポテンザ」のブースに展示されたポルシェ「959」(筆者撮影)

ポルシェ959が履く「ポテンザRE71」は、当時鳴り物入りで発売された高性能タイヤで、そのとき自動車メディアがこぞって採り上げたニュースを、私はいまもよく覚えている。

古いクルマと最新のタイヤの組み合わせというと、ダンロップ。同社は、海外ブランドではないが、美しくレストアされた、いすゞ「117クーペ」を出展していた。

これでもって、「シンクロウェザー」という「往年の名車でも現代の安心感と自由な走りを実現」したとうたう、クラシックカー向けオールシーズンタイヤを紹介したのだ。

クルマの楽しみが多様であることを、あらためて知らしめてくれる東京オートサロン2026だった。

【写真と解説】記事中で取り上げた車種の詳しい解説を写真とともに見る
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小川 フミオ モータージャーナリスト

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おがわ ふみお / Fumio Ogawa

慶應義塾大学文学部卒。複数の自動車誌やグルメ誌の編集長を歴任。そのあとフリーランスとして、クルマ、グルメ、デザイン、ホテルなどライフスタイル全般を手がける。寄稿媒体は週刊誌や月刊誌などの雑誌と新聞社やライフスタイル誌のウェブサイト中心。

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