「結局、評価は上司の好み…」部下の不信感はこう消す。若手の離職率を下げるドイツ流「フェアすぎる評価基準」4つの手順
一方、多くの日本のリーダーが陥りがちなのが、感情先行型の対応です。
「どうしてこんなミスをするのか?」「もっとしっかりしてほしい」という言葉が先に出てしまいがちです。これでは、部下は守りに入ってしまい、本質的な問題解決や成長にはつながりません。どのような順番で指導すれば良いのか、具体的に見ていきましょう。
フィードバックは順番が9割
では、実際のメンバーとの会話の流れを見ていきましょう。繰り返しますが、大事なのは順番です。これを意識するだけで、お互いを尊重しつつ、メンバーの行動変容と成長を効果的に促すことができます。
①まずは事実を伝える
たとえば、リーダーが設計職のメンバーを指導する場面を想定してみます。
「この設計ミスですが、仕様書と異なっていますね」「顧客からのクレームの内容を見てみましょう」
このように、まずは客観的な事実を共有することで、こちらの感情や、憶測や誤解といった余地を排除し、双方が同じ土俵で話し合うための土台ができます。これは相手を尊重し、冷静な対話を促すうえで非常に重要です。
②冷静な分析を加える(問いかけ)
「何が原因でしょうか?」「私は、この点を改善すれば、次回は防げると思いますが、どう思いますか?」
一方的な指摘ではなく、原因や改善策についてメンバーに問いかけることで、メンバー自身に考えさせ、主体的な問題解決を促します。このプロセスが、メンバーの思考力を養い、早期成長につながります。
③最後に自分の感情や評価を伝える
「このミスが起きたことは少し意外でした。ですが、大切なのは次にどう活かすかです」「これは重要な問題なので、今後はもう少し慎重に進めましょう」


















無料会員登録はこちら
ログインはこちら