日本の7大商社 世界に類をみない最強のビジネスモデル 久保巖著
一時は「不要論」が喧伝された商社が、昨今「商社フェニックス」とさえいわれるようになった。中でも、7大総合商社は資源・エネルギー価格の高騰などを追い風に「盛夏の時代」を迎えている。
世界のあらゆる地域、分野を対象に、資金や人材を再配分、再配置しながら、その獲得してきた権益によって高収益がもたらされている。貿易業務、金融業務ばかりでなく、発電所、鉄道、水処理施設など社会インフラ分野への参入に加え、世界的なバリューチェーンの設計、構築も好業績を後押しする。
縦横無尽に変化を遂げる日本独特の「商システム」によって低迷期を乗り越えた、総合商社の過去、現在、未来を手際よくまとめる。
平凡社新書 798円
ブックマーク
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
トピックボードAD
有料会員限定記事
ライフの人気記事