30歳過ぎて5浪。日雇い労働しながらYouTubeを続ける早稲田中退芸人が東大受験で悟った「どれだけ努力しても、超えられない能力の壁」

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こうして2浪目はずっと家で1人で勉強を続けますが、成績は据え置き。センター試験は8割に満たない程度で二次試験でもうまくいかず、諦めずに3浪目に突入します。

この年は声をかけてくれた敬天塾のサポートを受けながら勉強した結果、センターはまたしても8割程度でしたが、二次試験で挽回し、合格最低点まで18点差に迫ります。

「この点差なら、4浪目にまたやれば受かるだろうという気持ちがあり、もう一度浪人を始めました」

しかし、この年は前年よりも最低合格点から引き離されてしまい不合格。5浪目も挑みましたが20点届かず、ついに「もう難しいかなと初めて感じた」といいます。合格しても学費や入学金を払えないなどの金銭的な理由もあり、東大受験を諦めました。

5年かけても、足りない能力が向上しない

「5年かけても、自分の苦手な部分がなかなか埋まらないと感じました。教科の勉強というよりは制限時間がある中で素早く処理するのがずっと苦手でしたし、その能力を向上させるのは難しいと実感しました。

1回、塾で受験生の人と一緒に簡単な問題を素早く解く演習があったのですが、自分は早く解いたつもりでも、他の人は半分の時間で解き切っていたことがあります。

共通テストや東大は時間内で問題を解き切る感じだったのできついと思いましたね」

こうして5年にも及ぶ挑戦にピリオドを打ったTAWASHIさん。現在は再受験の期間中に開設したYouTubeチャンネル「東大5落ちTAWASHI」にて、自分の生活をコツコツと発信しています。

5年間、挑戦を続けることができた理由としては、「勉強が楽しかったから」と答えてくれました。

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